グリーン島 

    
 
 


 海は、グリーン島に行きました。

 珊瑚礁を見るなら、水中に沈むしかありません。
 どうやって沈むか?
 ダイビングなんて、到底無理です。
 シュノーケリングが限界でしょう。

 うまく沈めるか?
 パイプに水が逆流してこないか?
 足のひれがうまく動くか?
 コンタクトは流されないか?
 日焼けで熱射病にならないか?

 と、かなり不安でした。
 バンクーバーに行った時、
 うちら2人は結局、カヌーに乗るのを
 止めてしまいましたからね。

 今回こそは、挫折しないで、海で遊びたい。
 シュノーケリングは、
 年寄りで運動神経のないうちらにとって、
 安全なアソビなのでしょうか?

 そもそも、どこでどうやって
 シュノーケリングが出来るのか分からないので、
 ヒルトンのツアーカウンターに行き、
 グリーン島行きのツアーを申し込みました。

 さらに$50出せば、
 小舟で絶景ポイントに連れて行ってくれる、
 というので、それにも申し込みました。

 朝、30分前にフェリー乗り場に行き、
 フェリー発着場所らしきところに並んで
 待っていました。

 やっと乗り込む番が来たのに、
 うちらはまた、ダメ出しをくらいました。
 「これは領収書でしょ。
 ターミナルに行って、チケットに変えてこないと」
 あ〜〜、ツアーカウンターで言われたのは、そういう意味か〜。

 ターミナルは、はるか向こうです。
 時間はたっぷりあったのに、結局、全力疾走するうちら。
 それでもなんとか、出航に間に合い、
 無事にグリーン島に着きました。

 グリーン島は、グレートバリアリーフの観光拠点で、
 施設やホテルが揃っています。
 このへんで唯一、熱帯雨林のある島なので、
 グリーン島と言うそうです。

 ヘリコプターが発着していたので、
 「シュノーケリングで事故したら、あれで運ばれるんやな〜。」
 とか、さらに不安になってきました。

 不安を紛らすために、
 また昼から、ビールを飲んでしまううちら。
 「飲酒厳禁」と、パンフに書いてあるのに〜〜、
 と、すぐに後悔するうちら。

 いよいよ時間が来て、
 小舟に乗せられ、沖に連れて行かれました。

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